どうしても納得がいかない…

住み慣れた家、家族の思い出が詰まった愛着ある我が家、長年営業をしているお店、お客様に愛されやっと軌道に乗った店舗など、思い入れがたくさんありどうしても立ち退きたくない、納得がいかない、と感じる方も多いはずです。

 

立ち退きたくない!納得がいかない!という場合はどうすれば良いのでしょうか。

いくつかのケースに分けてご説明します。

 

・立ち退き要求に応じたくない、出ていきたくない

お気持ちはとてもよくわかります。

賃貸とはいえ、家やお店へ愛情があればこそですね。

 

この場合、借主側には「立ち退き要求に応じない」という権利があります。

 

というのも、法律は貸主よりも借主の権利を守る内容がベースになっているためです。

そのため、立ち退き要求に応じず、家や物件を使い続ける権利があります。

 

この場合、賃貸借契約は基本的に自動更新され続けます。

期間に定めがあった場合でも、立ち退き要求に応じない限り、期間に定めがなくなり更新されるのです。

 

ただし、貸主からの要求を断り続けることになるため、最終的には裁判で話し合われる可能性が高くなります。

 

・立ち退き要求の内容に納得がいかない

 

例えば、貸主の家族が住みたいからといってなぜ自分たちが出ていかないといけないのか、まだ十分使える物件なのになぜ建て替えるのか、など立ち退き要求の内容自体に納得がいかないこともあるかもしれませんね。

 

その場合は、立ち退き要求の内容を詳しく問い合わせしましょう。

かなりまれなケースではありますが、

「立ち退きたくない。この物件がとても気に入っているので・・・」

「では〇〇万円で売却しますので購入しますか?」

といった話し合いが行われ、結局立ち退きをする必要がなくなったという例もあります。